コラム

マイニングの中央集権化に対抗!匿名通貨Monero(モネロ)がソースコードの変更へ

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2018年3月下旬、匿名通貨の開発で有名なRiccardo Spagni氏がMoneroが最新のソースコードであるLithium Lunaをリリースした、と発表しました。

この最新のソースコードにより、ASICを使ってMoneroのマイニングで収益を上げることが難しくなるために、マイニングの分散化が進むと言われています。

マイニングに関しては、これまで中央集権化が進んでいましたが、この動きに対抗するものとして注目されています。

マイニングの中央集権化の動き

分散化技術をベースに発展してきた仮想通貨ですが、マイニングに関しては中央集権化が顕著になっていると言えるでしょう。現在ビットコインのマイニングの80%は中国を拠点として行われています。

しかも、ビットコインのブロック生成の1/4は、AntPool(アント・プール)と言われる中国のマイニング事業により実行されています

*Antpoolとは、2013年に中国で設立されたマイニング企業であるBitmainが運営しているマイニングプール及びマイニング機材を開発する事業体のことで、世界最大のマイニングプール(複数のマイニング事業者が協力してマイニングを行う仕組み)です。

このようなマイニングの中央集権化が進んだ背景には、ASICの開発が進んだことと密接な関係があります。ASICとは、 Application Ipecific Integrated Circuitの略称で、特定用途向け集積回路と訳されています。

マイニングを行うためには高性能のコンピュータを利用することが求められるようになり、そこにはASICを搭載した高価な機器を用意できるような事業主体がマイニングをリードできるような環境になってきたことが、中央集権化が進んできた理由だと考えられます。

しかし、このようなマイニングの中央集権化は、一部の人たちだけがマイニングで収益を得ることができる選別化の動きを進めることに他ならないと考えている人たちがいます。

高価な機器を買い揃えられない人たちは、マイニング競争において参加機会そのものが奪われていてフェアではないとしています。

これは、選ばれた人だけが仮想通貨のメリットを享受するという仮想通貨の原理に反する考え方であることから、このマイニングの中央集権化に対抗しようとしている人たちが存在しています。

そのような動きの一つとして、仮想通貨のMonero(モネロ)マイニングのアルゴリズムを半年ごとに少しずつ変更すると公式ブログで発表しました。これは、アルゴリズムの変更によりASICを使えなくしてしまうというものでした。

Monero(モネロ)とは、2014年4月に公開された仮想通貨で略号がXMR、匿名性に特化したアルゴリズム「CryptoNight」を採用しているので匿名通貨とも呼ばれています。

このアルゴリズムでは、リング署名という技術を利用しています。リング署名は、グループのメンバーであれば誰でも署名をすることが可能で、検証する人に対して匿名性を保証することができるデジタル署名の一種のことです。

しかしMonero(モネロ)の公式ブログでの発表から数週間後に、BitmainはMonero(モネロ)などの一部の匿名通貨で使用されているCryptnight(マイニングアルゴリズム)に対応している「Antminer X3(アントマイナー・エックススリー)」を量産するとしました。

すると、Monero(モネロ)側も、「Antminer X3」の仕様をアルゴリズムの更新で無効にすると発表しました。このように、マイニング事業者とMonero(モネロ)の攻防は激しさを増しています。

マイニングの中央集権化に対するイーサリアム(ETH)の動き

イーサリアム

一方で、仮想通貨の中で、ビットコインに次ぐ時価総額を誇るイーサリアムもマイニングの中央集権化には不満を感じているようです。

イーサリアムの開発者であるVlad Zamfir氏はTwitterで「ASICでマイニングができないバージョンのイーサリアムを作ったらサポートしますか」という質問をしました。

この質問はアンケート目的で行われたものですが回答者600人のうち、57%が「サポートする」と回答し、中央集権化されたマイニングを改善したい人が多いということが浮き彫りになりました。

また、イーサリアムはASICを使用することができるProof of Work(PoW)というアルゴリズムから、ASICを利用できないProof of Stake(PoS)というアルゴリズムに変更する意向を発表しています。

なお、イーサリアムから派生したイーサリアム・クラシックなどのいくつかの仮想通貨では、ASICに耐性があります(ASICを利用してマイニングを行うことができません)

今後の動きについて

日本においてもGMOやDMMなどの巨大な資金力がなければマイニングで収益を挙げることが難しくなっている状況になっています。万人に公正な機会を与えることを仮想通貨の原理としている人々にとっては、マイニングの中央集権化は許容しがたい状況でしょう。

中でもMonero(モネロ)は一般の人々にマイニングを広めていきたいという目標が明確にあるようです。仮想通貨取引においてはマイニングはとても大切なビジネスであるということができます。

ICOと同様に、当局の規制対象となることも十分に考えられますので、今後どのようなマイニングビジネスが展開されていくのか現時点では不明な部分もあります。

少なくとも一部の人にだけ富を独占されるような仮想通貨ビジネスにはならないことを期待しています。

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どらごん66

銀行出身の財務コンサルタントです。仮想通貨が世界をどう変えていくのか、期待しています。

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